黒木小夜子/ヘンリー塚本 セックスで借金を返済する四十路人妻のエロドラマ。
料亭の奥座敷へ、四十路熟女は案内された。美味しい料理と日本酒を、中年男に勧められるまま口にする。「見れば見るほ、艶やかな肌をしていますなあ」無遠慮な視線が、人妻の肌に突き刺さった。「ありがとうございます」女は相手に笑顔を向ける。不穏なものを感じていたが、彼から金を借りている熟女は逆らえない。事の発端は、借金を作った妹夫婦。妹から助けを求められ、姉である彼女が旦那に内緒で金を貸した。しかし夫にそのことがバレ、早く金を返して貰うように催促される。両者から板挟みとなった人妻を救ったのは、知り合いから紹介された男性。男は気前よく四十路人妻に金を貸した。窮地は脱したが、返済日にはこうして男から食事を誘われるようになった。恩もあり、断ることができなかった。「ちょっと失礼」男が席を外すと、人妻はすぐ隣の襖を開け中を覗いた。床に敷かれた一組の布団。(ま、まさか…)たじろぐ熟女を、戻った中年男性が背後から抱き締め押し倒す。強引にパンティズリ下ろし、首筋にキスを浴びせた。「や、止めてください!困ります…ッ」男に抗うが抵抗しきれず、指が恥裂を割って奥へと潜り込む。ぐにゅぐにゅと肉襞をくすぐる無骨な指先。夫とセックスレスで飢えた女体は、いやらしい蜜をすぐ分泌し始めた。「ダメです、止めてくだ…ぁあッ」懇願が悲鳴に変わる。勃起した凶悪な肉棒が、一気に根元まで押し込まれてしまった。「素敵だよ、コンドウさんッ」男は、最初から美熟女の身体が目的だった。女の括れた腰を掴み、これでもかとハードピストンを打ち込んでゆく。「ハァハァ…いい女だ、チンポに肉が絡みついてくるぞ!こりゃ拾いものだ」「いやあああ!だめ…っ」「気持ち良かったらもっと声を出していいぞ、ここは誰も来んからな」男のピストン速度が、急にスローに変わる。すると固い亀頭が、スイートスポットを押し上げた。「い、いやあ…っ」嫌悪感があるのに、膣孔はキュンキュンと男根を締め付けてしまう。ディープキスで口内をねっとり舐め上げられると、肉汁が際限なく結合部に溢れた。「さあ、こっちに来て着替えて」男は竿肉を抜き、四十路熟女へ浴衣を投げつける。(しょうがないわ…借金は返せないし…)言い訳を胸に呟きながら、人妻は浴衣に腕を通す。敷かれた布団に横たわると、すぐに男が覆い被さった。浴衣をはだけ、固くなった乳首が伸びるほど強く吸う。シックスナインの体勢で四十路熟女を上に乗せ、マン毛の中に顔を埋めた。「舐めて」そう命じながら、男はトロトロに蕩けた肉沼を指で掻き回しては淫液を啜る。「んむっ、んんっ」逞しい肉塊を咥え、女も首を縦に振った。男のクンニリングスは執拗で、人妻はフェラしながら何度もオーガズムへ飛ばされてしまう。「いいオマンコだねえコンドウさん、最高だ」「んぐ…っ」口移しで流し込まれた日本酒を喉を鳴らして飲み干し、恍惚の表情を浮かべる四十路熟女。いつしか人妻は、この中年男のセックステクニックに絡め取られていた…。
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