
松嶋友里恵。死の間際にいる四十路美熟女の嫁と最後の交尾をする旦那…。壮絶な夫婦の営みを描いたヘンリー塚本エロドラマ。土気色の肌に浅い呼吸。布団で横になっている四十路妻は、側で見守る娘と夫を見つめ返す。「長い看病で疲れたやろ…なのになにもしてやれんかった。すまんなあ…」「なに言うてるんや、お前といることが楽しいんや」もう妻は長くはない。そう判っている夫は、無理に笑顔を浮かべた。「父ちゃんと二人だけにして欲しい」と言って、母親は娘を部屋から出す。それから旦那に、部屋を襖すべて絞めさせた。「オマンコ大好きなアンタやけど、毎晩我慢しとるんやろ?」「こんなときになんてことを言うんや」肉の匂いのする妻の言葉に、夫はたじろぐ。だが女房は旦那の手を握り続けた。「今日はとても気分がええんよ。お願いや、こんな身体で良かった使って中に精液流し込んで欲しいんよ」「お前…」「ビンビンのマラが欲しいんや。アンタ、おっぱい吸って、オマンコして」もう長くはないと判っているからこその、スケベな懇願。自分に出来ることなら、なんでも叶えてやりたい。亭主は妻の浴衣をはだけ、小ぶりな美乳の先を吸い出す。舌先に当たる、固くこりっとした感触に懐かしさを覚えた。ショーツも脱がせ、今度はアソコを舐め回す。肉ビラを弾くように、暴れ回る舌。夫の執拗なクンニリングスが大好きだった四十路熟女は、うっとり宙を見つめた。「アンタ、もうマラおっ勃ってるか?」「おお、勃っとるぞ」「口の中に入れて」そそり立つ肉棒を扱き、妻は夫を見上げる。そっと亀頭を妻の口内へ挿入すると、すぐにベロが絡み吸い付いてきた。「温かいのう…」心地いいフェラに、男は溜吐息を吐く。嫁が元気なときは、これでムスコをよく慰めてくれたものだった。「早くオマンコにこれ入れたいやろ?」亭主を見上げ、妻は言う。「オマンコオマンコって昼間からよう言うのう」夫はそう笑うが、その顔は泣き顔にも見えた。「入れてくれたら嬉しいわ」「ええぞ」妻の身体に気を遣いながら、ゆっくりとペニスをハメてゆく。弱々しいながらも、妻の肉襞は夫のイチモツをぎゅっと絞った。「気持ちいいわあ…」頬にほんのり赤みが差す。抜いては刺し、また蜜壺を掻き回しては抜く。丁寧な抽送の果て、男は最も妻の深い部分で種汁を炸裂させた。妻のメコスジを丹念に拭い、クンニリングスでさらに清める。服を着させ、そっと布団の上に妻の身体を横たえさせた。旦那は覆い被さるように嫁を抱き締め、涙を浮かべる。きっとこれが、最後のセックスになる。言葉にしなくとも、予感が二人にはあった。外で待たせていた娘を呼び、母親の前に座らせる。「お前と父ちゃんに血のつながりはないの知っとるよな?そやけど、これからもずっとお父ちゃんと一緒に暮らして欲しい」四十路熟女は娘に、最後のお願いを切り出した。「他の女に取られるぐらいやったらアンタと一緒にいて欲しいんよ」「判った」娘は素直に頷いた。その姿に安堵した母親は、微笑を浮かべる。そしてその日の夜。四十路熟女は、虹の橋を渡った…。