
高坂紀子。男の指先が、服の上から乳房を辿った。「ん……っ」ゾクッと背筋に甘い衝撃が走り、五十路の人妻は身体を強ばらせる。「感じる?」自分よりかなり年下の男が、耳元でそう囁く。男は頷く熟女の顎をクイッと持ち上げて唇を奪った。すぐディープキスになり、絡まる舌と舌。接吻を続けながら、男はゆっくり彼女の服や下着を剥ぎ取り、床に落とした。押し倒され、固く勃起した乳首を口に含む。ベロで転がし吸われる度、子宮の辺りがどうしようもなく疼いた。「ん、あ…っ」異性に求められ、愛される。年を重ね伴侶から『女』として見られなくなった人妻にとって、これに勝る悦びはなかった。男の指先は胸から、恥部へと滑り落ちる。繁茂した部分を掻き分け、赤貝の奥をまさぐった。「ううんっ」よりダイレクトな愉楽が、五十路熟女の全身を包み込む。ぬちゃ、くちゅっとくすぐったい粘膜音が響くのに、そう時間はかからなかった。(私もこの男を愛したい)女は相手の前に跪き、ギンギンに屹立した肉棒の根元を掴む。薄い唇を大きく開き、先走り汁を滲ませた亀頭を飲み込んだ。ちゅぷっ、くちゅっ。音を縦ながらのフェラチオ。舌先は常に尿道を探るように蠢いてる。「気持ちいい…口だけでしてみて」男は重く呻きながら、五十路熟女にそうお願いする。五十路熟女はすぐに両手を離し、美貌を前後させてノーハンドフェラに勤しんだ。喉奥に先端がぶつかり、女の眉間に皺が刻まれる。しかしどんなに苦しくても、フェラを止めようとしなかった。「入れるよ」女の扇情的な煩悶の表情に興奮し、男は素早く結合の体勢を取る。人妻は抵抗せず、むっちりとした白い太股を左右に大きく拡げた。固い突端がアワビ肉を割り、奥へ滑り込んでゆく。「あ、ああ…っ」隘路を強引に拡げられる衝撃に、女は指を噛んだ。最初はゆったりとしたピストン。そこから、徐々に男は腰のスピードを速めてゆく。その間も時折、乳首を摘まんだり吸ったりの愛撫を繰り返した。「はあんっ」バック、寝バックと様々な体位で、お腹の中をペニスが掻き回してゆく。(気持ちいい…おかしくなる…っ)自分が牝であることを、否応なしに思い知らされる快悦感。黒髪を乱しほっそりとした身体をくねらせ、熟女は感じている自分に浸った。猛り狂う男根は膣襞を引っ掻き回し、彼女を益々悦ばせてゆく。そして、ハードピストンの果て。男は人妻の最も深い部分で、白い溶岩を爆ぜさせた。「はああーっ」中出しの衝撃が、オーガズムの果てへ五十路熟女を飛ばした…。
