「童貞のまま死にたくない…最後に兄貴の嫁さんを抱きたい…」戦地へ出兵することになった義理弟のために出征前夜だけ一夜限りの嫁になった未亡人の四十路熟女。昭和のエロス全開の切ない筆おろしエロドラマ。ヘンリー塚本。吉永静子。
戦時中の昭和。男の下にとうとう召集令状、いわゆる『赤紙』が届いてしまった。女の味を知らない男は、なにが欲しいのかと尋ねた母に「嫁が欲しい」と呟いた。しかし男には娶りたい女など存在しない。「…兄貴の嫁がいい」手近な女であり、欲望を感じる女は、兄貴の嫁だった。「そりゃあええ。兄は首をつってとうに死んだからな。なんとかしてやる」童貞のまま出征させるのは気の毒だと、母は隣村で後家となっていた兄嫁をくどいて呼び戻す。かくして一夜限りの嫁となった熟女。「お国の為に、嫁としての役目を果たしなさい」と義母に言い渡されれば、立場の弱い未亡人は青い顔して頷くしかなかった。その夜、諦念の表情でしずしずと布団を敷いた兄嫁。男が裸になって布団に入ると、着物の帯を解いてまだみずみずしさが残っている肢体を曝した。「握って下さい…」既に期待で勃起状態となっている巨根を兄嫁に握らせ、手コキをさせる男。だが男は、自分から女の肉体に触れる勇気が出てこない。「…遠慮しないで下さい。私はもう、貴方の嫁なんですから」先に覚悟を決めたのは、夫を自死で亡くした女の方だった。「ああ…」その言葉が男から躊躇を取り除いた。男は未亡人から妻となった女のオマンコに顔を埋め、下品な音を立ててすすりまくる。「くううっ」熟女も男のデカマラに口を寄せると、貪欲に雄の肉を味わった。たっぷりと互いの性器を口で愛し合うと、熟女は脚を開いて男を蜜口へと招き入れる。男は肉杭を熟女の中心部へと突き立てると、本能に導かれるまま無茶苦茶に腰を打ちつけ、ピストン運動で熟人妻の肉体を揺すった。「ああっ、気持ちいいよっ」「私も気持ちいいっ、いいですっ」「お前もかっ、お前もいいかっ」寂しい二人の肉欲がぶつかり合い、巨大な法悦感を生み出してゆく。パンパンと激しい抽送音だけが、二人の間を繋ぐなによりの証だった。「中に出すぞっ」「来てっ、流し込んでっ」真っ白なザーメンを子宮へと流し込みながら、男も熟女も生きているという実感を噛み締める。そんな二人が、一度だけの契りで満足するはずがなかった。お掃除フェラでもう一度デカチンを大きくさせると、バックスタイルや種付けプレスと様々な体位で繋がり続け、腰を振り続ける。こんな快楽がこの世に存在するのか…男は、いつのまにか忘我の果てでこの熟女に、情欲だけでなく愛おしさをも感じ始めていた。「必ず、必ず生きて帰って下さいね…」それは女も同じだったらしい。涙ぐむ男を母親のように優しく抱き締めた女は、何度も何度もその言葉を繰り返したのだった。