『有害図書 熟れた女がいっぱい』円城ひとみ。足の骨折で入院中、オナニーだけで激しい性欲を満たせない人妻。一度はやってみたかった病室セックスを満喫していく熟女の不倫エロドラマ。
足を骨折し、三十路人妻のサトコは入院中。一人でぼんやり過ごしていると、身体の中心部がやたらと疼いた。(ああ、セックスがしたい…オマンコがしたい…)こっそりと買っていたエロ本を広げ、浴衣をはだける。巨乳を揉んでは、マンスジに指を這わせた。「あ、ああん……っ」ぬらりと濡れた肉孔から、愛液がトロトロとこぼれ落ちる。病院という公共の場で自慰をする背徳感が、より主婦を燃え上がらせる。「う、ぐ……あふ……っ」全身の毛が逆立つほどの快楽が、細い身体を駆け巡った。オーガズムのけだるい心地よさに、うっとりと目を閉じる(いけない……誰かに見られでもしたら)アクメが過ぎ去り、冷静になった熟女は素早く雑誌を引き出しの中へ隠す。そのタイミングで、病室の扉が開いた。「サトコ」「あらタキザワさん、いらっしゃい」知り合いの男が、花束を持って見舞いにやって来た。タキザワは椅子に座り、人妻の手を取る。「具合はどうだ?」「ええ、いいわ」「誰か見舞いは来るのか?」「最近は誰も来なくって」見つめ合う二人。タキザワはサトコの手を握り、顔を近づけた。「俺もう……我慢できなくて」「……ええ、私もよ」唇が重なると同時に、ベロがもつれ合う。互いに家庭がありながら、二人は不倫していた。乳房を揉んでは、下着の中に手を入れ陰部をまさぐる。「くっ、うっ」日中の病室での性行為。さっきまで自慰に耽っていたことで、人妻の女体は感度が上がっていた。サトコは声を出さないよう、唇を固く噛みしめる。それでも、喉奥からは抑えきれない呻き声が漏れた。タキザワはサトコの股に顔を潜り込ませ、恥裂を舐め上げる。「あぐ……だ、駄目っ、ああ、いいっ」激しいクンニにビクビクと痙攣を起こし、思わず声が出てしまう人妻。男は勃起した肉棒をズボンから引きずり出す。男根を見るだけで、サトコは涎を垂れ流さんばかりの淫らな表情になった。男は足を踏ん張り、恥裂へと勃起物を押し込む。ベッドが、ギシギシと派手な音を立て軋んだ。結合部分から、赤いものが滲む。「生理なんか…?」「そうなの…ごめんなさい」シーツに血が付くのは不味い。すぐさま女を立たせ、立ちバックで再挿入した。「ぐっ」骨折した足が痛む。「痛いのか?」「大丈夫、我慢できるわ」足の痛みよりも、この悦楽を手放したくない。セックスの途中、ナースコールボタンを押してしまい看護師が来るハプニングがあった。それでも二人は合体し続け、快楽を貪り尽くす。男が人妻の白い太股にスペルマをぶっかけ、病院内での不貞情事は終わった。「旦那は来るのか?」「仕事終わりに毎晩来るわ」「そうか」なら、昼間は好きなだけ病室セックスが楽しめる。男と女の爛れた目線が、淫らに絡み合った……。
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