東湖しのぶ。とある田舎にある乾物屋。いい感じに古ぼけた木造の店内へ、男性二人が訪れた。「いらっしゃいませ、なにかご入り用ですか?」愛想のいい高身長のスレンダーな55歳の熟女将が、笑顔で二人に商品を勧める。それを遮り、一人が切り出した。「あの、シノブさんですか?」「はい、そうですけど……どうして私の名前を?」いきなり見ず知らずの男性たちに名前を呼ばれ、女将さんは驚く。「応募されましたよね?」男の言葉に、五十路熟女はハッと目を見開いた。「えっ!?ちょっと待って…本当に来られたんですか?」彼女は自らAVに応募。この二人は、そのAV事務所の人間だった。五十路熟女は店を閉め、二人を家へ上げ座布団を勧める。話を聞いていくと、彼女は未亡人だということが判った。「店は夫が亡くなってからもそのまま私一人で続けている感じですね」夫婦仲が良かった分、一人になったときの寂しさは大きかった。「もう一度、女として自分を咲かせてみたいなって思いまして…」そう語る未亡人を、男優が優しく背後から抱き締める。「あっ…だ、ダメですよ、こんなオバチャン…」いざ異性と触れ合った瞬間、怖じ気づいた。「でも、応募してきたんですよね?」「そうですけど……んんっ」未亡人の唇を塞ぎ、舌を滑り込ませる。数年ぶりの接吻に、思わず未亡人は目を閉じた。男は座布団の上に彼女を横たえ、熟れた小ぶりの乳房を揉む。そして服を脱がせて乳首を吸った。淫蜜を湛えた恥裂に指を入れ、柔らかな肉孔を無茶苦茶に掻き回す。ぐちょぐちょといやらしい粘膜音。官能的な悲鳴が、それと混ざり合った。「んほおっ、んんーっ」びくんと細い身体が跳ね上がり、五十路熟女は絶頂を迎える。男がズボンを落とし全裸になるると、すぐ上半身を起こし屹立した肉棒を咥えた。「ん、んっ」フェラチオをしながら、疼き立つ乳首を自分で摘まむ。疼くアソコは、絶えず愛液を分泌していた。(早く、欲しい……オチンチンが欲しい)彼女の思いを察したのだろう。男は未亡人を四つん這いにさせ、尻をしっかり掴み腰をせり出した。太く長い男根が、女の花園を突き進む。生の肉棒で抉られる歓喜に、甲高い悲鳴が立ち上った。甘すぎる律動を様々な体位で受け止め、五十路熟女は狂い咲く。やがて正常位になったとき、男に限界が訪れた。「で、出るっ」「ああ……いっぱい出てる……中でビクビクしてる……」射精の飛沫と陰茎の痙攣を肉孔に感じ、未亡人は仰け反る。「気持ちいい……」脳天まで突き抜ける、愉悦。久しぶりに女を感じることで、五十路半ばの未亡人は生を噛みしめた。