
桐島美奈子。隣に住む男に熱烈なラブレターを渡された四十路人妻のエロドラマ。朝食を摂り、出社する夫を玄関先まで見送る四十路妻。亭主がエレベーターに乗り込み姿を消したタイミングで、隣人の男が扉から顔を出した。人妻は軽く会釈し、慌てて部屋に引っ込む。会う度に、何故か男はこちらを見つめてくる。そこに得体の知れない危険な香りを感じ、主婦は隣人を警戒していた。雑誌を読んだり、母からの電話の相手をしたりと専業主婦の時間は過ぎてゆく。そんな中、玄関のチャイムが鳴った。扉を開けると、そこには件の隣人男性が。「すみません。先日、私の家の洗濯物が風でおたくのベランダに飛ばされんたですけど」「あら、そうだったんですか。ベランダ見てみます?」今は午前中、なにか間違いが起きるはずないと、人妻は油断していた。男は紳士的な態度で頭を下げて家に上がる。そしていきなり、人妻に封書を差し出した。「これ、今すぐ読んでもらえますか?」「はあ…」戸惑いながら、四十路熟女は手紙を開く。そこには、人妻への熱い想いが綴られていた。「すみません、お気持ちは嬉しいのですが……帰ってください」一方的な告白ラブレターに困惑しながら、人妻は冷静に彼を追い返そうとした。だが隣人は帰らない。「私は奥さんが欲しい、アナタが欲しい」ストレートな愛の言葉に恐怖し、奥さんは部屋中を逃げ回った。男は静かな足取りで彼女を追い、夫婦の寝室へ追い詰める。カーテンを閉め、人妻を抱き上げベッドに放り投げた。「いや、だめ…っ」抵抗する人妻を押さえつけ、スカートを捲る。ムチムチとした白い太股と、飾り気のない白のショーツ。男は下着を剥ぎ取り、いきなりレワメへ舌を差し込んだ。「あっ、ああっ」ザラついた舌先が、陰核や肉の花びらを捲り上げ奥をまさぐる。おぞましさより、鮮烈な快楽が人妻の全身を駆け抜けた。(こんなされ方、知らない……)まるでなにかを奪うような、クンニリングス。上品な旦那とはまったく違う口での淫戯に、女はただ圧倒されるばかりだった。オマンコが充分に濡れるたところで、逞しい竿肉がゆっくり侵入してくる。「ん、ああっ」太さで、粘膜が千切れそうなほど痛い。だが緩慢な動きで抽送され大きさに馴染み出すと、それはえげつない愉楽に変わった。「おお、奥さんっ、奥さんっ」吠えながら、男は巨体をダイナミックに揺すり倒す。パンパンと、肉同士の弾ける音。人妻の巨乳が、互い違いに激しくたわんだ。「くっ」否応なしに、オルガズムの岸壁へ女は追い立てられてゆく。肉襞に絞られた男もまた、終わりが近づいていた。「ふうんっ」人妻が絶頂へ到達した瞬間、男は素早く肉棒を抜き精液をお腹にぶっかける。急に静かになった室内に、二人の荒い呼吸音だけが漂った。男は何度も何度も人妻にディープキスし、唾液を啜る。そうして接吻を堪能し、足早に家を出て行った。「うう……」主婦は自分の肩を抱き、男の去った扉を見つめる。レイプされた。なのに、口惜しさや後悔は不思議なほど感じない。荒々しい交尾に濃厚なキス。女として求められるという本物の快楽。新たな扉が、四十路熟女の中で開こうとしていた…。